【お知らせ】12/17 ON-PAM会員提案企画『制作者として生き残るためには何が必要か? ~地方からのキャリア形成を考える~』

2017.11.10

ON-PAM会員提案企画@静岡
「制作者として生き残るためには何が必要か? ~地方からのキャリア形成を考える~」

ON-PAMでは会員が自主的に企画を提案・実施する「会員提案企画」を随時行っております。
この度、会員の横山義志さんから、12月17日(日)に日曜で開催される「制作者として生き残るためには何が必要か? ~地方からのキャリア形成を考える~」の企画を提案いただきましたので、ご紹介致します。

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ON-PAM(舞台芸術制作者オープンネットワーク)会員提案企画@静岡

「制作者として生き残るためには何が必要か? ~地域からのキャリア形成を考える~」

ここ10数年で、大都市以外の地域で活動する舞台芸術制作者が増えてきました。地域で活動していると、自分の職場の外で「プロの舞台芸術制作者」と出会う機会が少なく、どんなキャリア形成の可能性があるのか、イメージをもつことも容易ではありません。そこで、山口情報芸術センター(YCAM)などで働いた経験がおありで、舞台芸術制作者の人材育成・雇用環境整備のための中間支援組織EXPLATの発起人でもある岸正人さん、穂の国とよはし芸術劇場PLATの矢作勝義さんを静岡にお招きして、静岡などで活動する舞台芸術制作者とお話しいただく機会を作ってみました。参加者のお話をうかがいながら、対話的な形式で進めたいと思います。

また、今年6月に「文化芸術基本法」が施行され、それをもとに、文化庁でこれから五年間の「文化芸術推進基本計画」の策定がはじまっています。文化審議会での議論では、「マネジメント人材の確保」や「地域のプラットフォームづくり」などが盛り込まれる見込みになっています。静岡で、地域で、舞台芸術に関わりつづけていくことを可能にするには、どのような政策が必要なのか。「文化芸術基本法」で変わったところを確認しつつ、一緒に考えていく会も同時に開催いたします。一人では(あるいは一つの組織では)解決できないような問題にぶつかった経験がおありの方、来年1に予定されている同計画へのパブリックコメントなどにも反映させたいと思っておりますので、勉強会「静岡から舞台芸術制作者についての政策を提案する」にも、ぜひご参加ください。

日時:1217日(日)
13:0015:00AON-PAM政策提言調査室勉強会@静岡「静岡から舞台芸術制作者についての政策を提案する」
16:00-17:30:(B)「パラレルキャリアとしての舞台芸術制作」(本業を持ちながら舞台芸術制作者をしている方向け)
18:00-19:30:(C)「舞台芸術制作者、地域からのキャリア形成」(本業として舞台芸術制作をしている方向け)
19:30-21:30:(D)ディナー交流会((A)(B)(C)いずれの参加者もご参加いただけます。)

場所:スノドカフェ七間町(静岡県静岡市葵区七間町7-8)
http://www.sndcafe.net/sc7.html

参加費:
A):1ドリンク以上のご注文をお願いいたします。
B)(C):1,000円(1ドリンク込み)
D):1品以上のご注文をお願いいたします。

ゲスト:岸正人((仮称)豊島区新ホール劇場開設準備室、Explat発起人、元あうるすぽっと支配人)、矢作勝義(穂の国とよはし芸術劇場PLAT 芸術文化プロデューサー、(C)(D)のみ)

主催:横山義志(ON-PAM理事・政策提言調査室室長、SPAC-静岡県舞台芸術センター文芸部)
協力:スノドカフェ七間町、特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM

予約先:スノドカフェ七間町
電話:054-260-6173
メール:info@sndcafe.net
申し込みフォーム:http://www.sndcafe.net/mailform/
「問い合わせ種別」を「イベント予約」とし、コメント欄に「12/17A)/(B)/(C)/(D)予約希望」などとご記入ください。Facebookイベントページへの参加表明でもご予約いただけます。参加者多数の場合、予約を締め切らせていただく場合がございますので、ご了承ください。

ゲストプロフィール
岸正人((仮称)豊島区新ホール劇場開設準備室課長、NPO法人Explat発起人・理事)
大阪芸術大学卒。黒テント赤い教室を経て、198696年青山スパイラルにて施設運営と制作に携わる。フリーランスとして若手ダンスカンパニーの海外ツアーや海外招聘を手掛け、98年より世田谷パブリックシアターにて制作や貸館運営を担当。2001年秋より山口情報芸術センターの開設準備を担い、開館後は施設特性であるメディアを取り入れたダンス・演劇の滞在制作や映画上映などを統括。08年より神奈川芸術劇場の開設準備を行い、開館後は広報営業、企画調整等を行う。12よりあうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)支配人、16年度よりの兼務を経て現職。区が19年に開館を予定する1,300席の新ホールの開設準備室中。玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科非常勤講師、公益社団法人 全国公立文化施設協会理事。

矢作勝義(穂の国とよはし芸術劇場PLAT 事業制作部 芸術文化プロデューサー)
1965年生まれ。東京都世田谷区出身。東京都立大学在学中から演劇活動を始める。学生時代の仲間との劇団活動を経て、1998年4月より世田谷パブリックシアターにて劇場勤務を始める。広報、施設管理、制作、技術、学芸などの業務を担当する。2012年4月より(公財)豊橋文化振興財団勤務。2013年4月30日『穂の国とよはし芸術劇場PLAT』開館を経て、2015年4月より現職。