【レポート】APPキャンプ in 香港・マカオ・広州レポート [6日目]

2019年11月22日

韓国のプロデューサーKyu Choiの話。「現状では国際的に流通するアジアの作品の多くはヨーロッパ基準に適合したもの。アジア人の価値観にもとづいた作品が国際的に流通するようにするには、まずアジア域内の流通を増やす必要がある。」

グループリサーチのプレゼンテーション。香港、マカオ／珠海、広州と各地でのリサーチ結果が発表される。車で1～2時間で行き来できるエリアでも、それぞれ政府の関与のあり方のちがいやお金の出所（たとえばマカオではカジノマネーが圧倒的）で「公共」の概念が大きく異なるのが印象的。

リサーチプレゼンテーション２

リサーチプレゼンテーション３

午後、ビタミン芸術空間（维他命艺术空间| Vitamin Creative Space 【リンク：http://www.vitamincreativespace.art/en/】）訪問のあと、マカオへ。

マカオ文化センター（澳門文化中心/Macao Cultural Centre http://www.ccm.gov.mo/）でErik Kuongプロデュース『時氏と、その愛人（Mr. Shi and His Lover【リンク：https://www.tarragontheatre.com/show/mr-shi-and-his-lover/】）』を観劇。マカオでは例外的に、三年間のクリエーション期間を経てつくられた作品で、TPAMでも上演され、カナダ、フランス等でツアーしている。

Erikの案内でマカオの歴史地区を見学。