10月2日に開催いたします第3回テーマ委員会のご案内をさせて頂きます。今年度のON-PAMでは「あたらしい制作者像」を考える、という年間テーマを設定してテーマ委員会を開催してきました。第3回のテーマ委員会では、いまいちど「アーティストと制作者」の関係性に焦点をあてて、さらに議論を深めていきたいと考えています。私たち制作者にとっての活動の原点ともいえる「アーティスト」との関係性。その関係性をそれぞれ独自に切り結びながら活動の幅を広げて活躍する4名の制作者がトークセッションに登壇して下さいます。秋の芸術シーズンで何かと忙しい時期ではありますが、ぜひふるってご参加下さい。
伊藤達哉
ON-PAMテーマ委員会
年間テーマ:「あたらしい制作者」像を考える
第3回:制作者とアーティスト、その関係性の未来
ON-PAMでは、テーマ委員会において「あたらしい制作者」像を考える、という年間テーマのもと委員会を開催してきました。これまでに、
第1回 制作者とアーティスト、その関係性を問い直す
第2回 「公立劇場の制作者」の現在地〜行政と表現のはざまにて〜
と2回のテーマ委員会を開催してきました。最前線の現場で活動している方々からのリアリティある発言と議論は非常に興味深いものとなりました。これまでの議論についてはアクティビティサイトにてフォローしていただけますと幸いです。
次なる展開として今回のテーマ委員会では、いまいちど制作者とアーティストとの関係性をさ らに深く考察したいと考えました。閣議決定された第四次基本方針や、東京オリンピックを見据えた文化庁の来年度概算要求など、2020年に向けた文化政策 の方針が徐々に明らかになっていますが、私たち個々の制作者は未来に向けてどのようなビジョンを描くことができるのでしょうか。
今回の登壇者は、若手アーティストに創作活動の場を創出し創作過程を独創的に支え続ける「急な坂スタジオ」の加藤弓奈さん、複数のアーティストのマネジメントをしながら海外へと常に視野を広げた活動をされている「プリコグ」の中村茜さん、表現ジャンルや活動地域にとらわれず演劇の可能性を次々と更新し続ける劇団「ままごと」の宮永琢生さん。そして、80年代から劇団付きの制作者として「第三舞台」「劇団☆新感線」と常に演劇シーンを牽引し続けてきた細川展裕さんにご参加いただきます。2020年に向けて日本の舞台芸術シーンを取り巻く環境はさらに変化していくものと思われます。そんな未来を見据えた制作者とアーティストの関係性について、議論を掘り下げていきたいと考えています。
トーク・セッション登壇者:
加藤弓奈(急な坂スタジオ ディレクター)
中村茜(precog代表取締役)
細川展裕(株式会社ヴィレッヂ会長)
宮永琢生(ままごと プロデューサー)
司会:伊藤達哉(ゴーチ・ブラザーズ代表取締役)
日時:2015年10月2日(金)
19:00〜20:30:トーク・セッション
20:30〜22:00:グループ・ディスカッション
※会場を変えて有志の懇親会を予定しています。
会場:芸能花伝舎
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-12-30
東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅 【出口2】より徒歩約6分
都営大江戸線「都庁前」駅 【A5】より徒歩約7分
都営大江戸線「中野坂上駅」「西新宿五丁目」より徒歩約10分
「新宿」駅 西口より 徒歩約15分
地図・アクセス
参加費:無料
参加申し込みは、こちらから
※委員会の申し込みフォームとなります
※委員会への参加はON-PAM会員のみ
※当日入会可能
主催:ON-PAM(舞台芸術制作者オープンネットワーク)
お問合せ:会員向けメールに記載