京都で3/19(土)、20(日)に開催されるON-PAMの下記のプログラムに関して現地よりUST中継を行います。
中継時間
3/19(土)
13:00~14:30 報告会
2015年に実施した委員会、第一回アジア会議、アジア・プロデューサーズ・プラッフォーム(APP)キャンプなどON-PAMの活動報告を行います。※報告会後に行う定期総会は会員のみの参加のため中継は行いません。
3/20(日)
ON-PAMシンポジウム in KYOTO EXPERIMENT 2016
10:00~12:30 シンポジウム1 「なぜ国際共同製作か?「国際化」する舞台芸術の意義と課題」
国境を越えて一つの作品をプロデュースすることは舞台芸術においても広く見られるようになりました。一方で、地域の文脈や言語に深く根ざした舞台芸術を、それとは全く異なる文脈に持ち込めば、当然誤解のリスクも生じることになります。このシンポジウムでは、国際共同製作の経験が豊富なプロデューサーを招き、そもそも国境を越えた舞台作品製作にはどのような意義があるのか、そして異なる文脈から生まれた舞台芸術作品をプロデュースするにはどんなことに気をつけるべきなのかを、具体的な事例をもとに考えてみたいと思います。
登壇者:
・クリストフ・スラフマイルダー
(クンステンフェスティバルデザール(ベルギー)芸術総監督)
・シャンカル・ヴェンカテーシュワラン
(ケーララ州国際演劇祭(インド)芸術監督)ほか
司会:横山義志(SPAC-静岡県舞台芸術センター 文芸部・国際関係担当)
13:30~15:30 シンポジウム2 「劇団・カンパニーの未来像と支援制度vol.1」
舞台芸術の作品を生み出す上で重要な母体である劇団やカンパニー。彼らが継続的かつ発展的な活動をする上で必要な支援のかたちとはどのようなものでしょうか。支援団体においては、芸術文化振興基金にプログラム・ディレクター、オフィサーが配置され早5年が経とうとしており、地域版アーツカウンシル設立へ向けた動きは全国的に加速しようとしています。一方、劇団やカンパニーは、1960年代に始まった小劇場演劇シーンにおいて、1970年生まれの主宰者を指して第5世代と呼ばれる(*1)新たな世代が台頭しており、その運営手法も多様化しています。本シンポジウムでは、2020年東京オリンピックにむけた文化プログラムに関連して各地で様々な支援制度が模索されているいま、オリンピック以降にそういった支援がどうあるべきかという大きな課題を見据え、芸術団体がより発展的な活動を展開するには何が必要なのか探っていきます。
*1: 国際交流基金 Performing Arts Network Japanウェブサイト「小劇場演劇の流れと最新動向—坪池栄子(文化科学研究所)」参考
登壇者
清水翼(維新派 制作/株式会社カンカラ社)
中村茜(株式会社precog 代表取締役/プロデューサー)
鳴海康平(第七劇場 代表、津あけぼの座 芸術監督)
田嶋結菜(地点 制作/合同会社地点 )※Skype参加
司会:藤原顕太(Explat 副理事長、有限会社ネビュラエクストラサポート(Next))
配信チャンネルONPAM-event
※現地のネット環境や機材状況により予告なく中継できない場合や、途中で配信が停滞することもありますのでご了承下さい。