ON-PAMシンポジウム1「アジアにおけるダンスハウス・ネットワーク構想 〜European Dancehouse Network(EDN)の活動を参考に」
共催の国際舞台芸術ミーティング in 横浜(TPAM) と協力し、海外からのスピーカーを招いた「国際ネットワーク」の事例紹介とパネルディスカッションを実施します。今回、ダンスに特化した会場のネットワークEuropean Dancehouse Network(EDN)の活動を紹介しつつ、アジア域のネットワークを牽引する香港・西九文化区のアナ・チャン氏と東アジアダンスプラットフォームを構想する赤レンガ倉庫の小野晋司氏を迎え、アジアの来たるべきネットワークのあり方とプラットフォームのあり方を共に考えます。
日時:2月17日(金)11:00-13:00
会場:BankART Studio NYK 2F 2B Gallery
料金:500円(TPAM参加登録者、ON-PAM会員は無料)
※日英同時通訳あり
登壇者プロフィール
スピーカー:
ヴァルター・ホイン(Eurepean Dance Network 代表/Tanzquartier Wien 芸術監督)
1985〜1989年、Tanztage München、Dance Energy、Tanztendenz Münchenディレクター。1990年にプロダクション会社Joint Adventuresを立ち上げ、Tanzwerkstatt Europa、Nationales Performance Netz(NPN)などの全国的・国際的プロジェクトを実施。Tanzplattform Deutschland(1994年設立)共同設立者/プレゼンター。1999〜2004年、振付センター「luzerntanz」をluzernertheater内に立ち上げ運営。2009年よりTanzquartier Wien芸術監督。ダンスプラットフォーム、フェスティバルや議論の場、EUプロジェクト、助成システム「International Net for Dance and Performance Austria」などを推進している。
ベッティーナ・マーズッフ(Eurepean Dance Network 事務局長/tanzhaus nrw 芸術監督・取締役)
ギーセンで応用演劇学を学び、ベルリンのフォルクスビューネなどでドラマトゥルクとして活動。フランク・カストルフ、クリストフ・シュリンゲンジーフ、ルネ・ポレシュなどと協働する。2003年から2009年まで、ベルリンのHebbel am Ufer(HAU)でダンスとパフォーマンスのキュレーターを務め、ユトレヒトのSpringdance Festival芸術監督、ベルリンの「8月のダンス」フェスティバル芸術監督を歴任。2014年1月からはデュッセルドルフのtanzhaus nrw芸術監督兼取締役。
アナ・チャン(西九文化区 ダンス部門統括)
香港の西九文化区でダンス部門を統括。文化区の芸術的方向性とダンス戦略を担当する。香港内外のアーティストに、創作と上演の革新的な形式を探求し、コンテンポラリー・パフォーマンスの諸問題を議論・考察するためのプラットフォームを提供する、一連のダンスプロジェクトを主導。また「Producer Network Meeting & Forum」を共同主催、キャンペーン「WE Dance」を立ち上げ。西九文化区でダンスの様々な国際的コラボレーションやパートナーシップ・プロジェクトを展開している。
モデレーター:
小野晋司([公財]横浜市芸術文化振興財団 チーフプロデューサー[ダンス]、横浜赤レンガ倉庫1号館 館長)
青山劇場・青山円形劇場において多彩なダンスプログラムや国際的ダンスフェスティバル「Dance Triennale Tokyo」「Dance New Air」等をプロデュースし、国内外のアーティスト・制作者・劇場やフェスティバルと協働。横浜の街そのものを舞台に繰り広げる3年に一度のダンスの祭典「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2015」事務局長。今年で22回目を迎える「横浜ダンスコレクション2017」をプロデュース。日本ダンスフォーラム(JaDaFo)メンバー、(一社)ダンスニッポンアソシエイツ理事、文化庁芸術祭執行委員。
主催:特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク
共催:国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2017 実行委員会