第2回文化政策委員会
実施概要
理想と現実のはざま ~日本版アーツカウンシルの動向から考える文化行政の未来~
ON-PAMでは、次回の文化政策委員会のテーマを日本における「アーツカウンシル」について考えることとしました。現在始動している日本版アーツカウンシルとしての芸術文化振興会、アーツカウンシル東京、大阪アーツカウンシル、沖縄アーツカウンシルのプログラムディレクターが、初めて一堂に会する場をセッティングします。アーツカウンシルの設立は、1946年から既に69年の歴史をもつ英国アーツカウンシルを参照するのであれば、その運営方針の必須事項として、政府から独立し、政権の動向に左右されない方針「アームズレングス(arm’s length)」の重要性が説かれています。
しかしながら、日本版アーツカウンシルでは、その実現に対して課題が多く、現在はそれぞれに運営システムを模索している真っ最中、というのが現状でしょう。そこで今回の委員会では、それぞれ異なる組織構造やプログラム、予算規模、雇用形態、設立背景等の基本情報を共有し、現状のアーツカウンシルがどのような運営になっているのか、どういった課題を抱えているのかについて理解を深めるとともに、未来のビジョンについて議論を進めます。ON-PAM会員のみなさまと、日本の文化政策の未来を考える貴重な機会となりますので、どうぞふるってご参加ください。
ゲスト(50音順)
石綿 祐子(アーツカウンシル東京 プログラムディレクター)
酒井 誠(日本芸文文化振興会 演劇部門プログラムディレクター)
佐藤 千晴(大阪アーツカウンシル 統括責任者)
杉浦 幹男(公益財団法人沖縄県文化振興会 総務企画部 プログラムディレクター)
ディスカッション司会:林 立騎(翻訳者/ON-PAM文化政策委員会)
日程
2013年9月3日(火) 18:30〜21:20
参加費
300円(資料印刷代として)
タイムテーブル
18:30~20:10 各アーツカウンシルPDによるプレゼン(各15分+質疑応答10分)
(休憩10分)
20:20~21:20 会員を交えてのディスカッション
21:30~ 交流会 @別会場調整中(会費制2500円程度を想定/当日受付で参加の有無をお知らせください)
※主催者の判断で、状況に応じてタイムテーブルは変更する場合がございます、ご理解ください。
横浜会場
KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町281
アクセス
※横浜会場は、ご予約は不要です。当日会場に直接お越し下さい。
担当/問い合わせ:中村茜 ※連絡先は会員向けメーリングリストでのメールを参照下さい。
京都会場(中継)
GACCOH
〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町63-17
アクセス:京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分
※ 京都会場事前予約方法:氏名・連絡先を、予約フォームもしくはメール(mproduce.marui@gmal.com)にて(先着順、定員20名)
担当/問い合せ:丸井重樹
※連絡先は会員向けメーリングリストでのメールを参照下さい。
主催:舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)
共催:KAAT神奈川芸術劇場
協力:STスポット、急な坂スタジオ