ON-PAM | 特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク

ON-PAMシンポジウム開催します!

スピーカー情報更新しました!

舞台芸術制作者オープンネットワーク シンポジウム「表現の自由をめぐって」

会場:京都芸術センター 大広間

日時:2013年10月14日(月・祝) 16:00-18:00

※シンポジウム終了後、皆様と交流するための懇親会を開催いたします。皆様のご参加お待ちしております。
懇親会 19:00-21:00 会場:flowing KARASUMA(〒604-8152京都市中京区烏丸通蛸薬師下ル手洗水町645)

スピーカー:斉藤貴弘(「Let’s DANCE署名推進委員会」共同代表、弁護士[斉藤法律事務所])、原智治(京都市 文化市民局 文化芸術都市推進室 文化芸術企画課)、吉岡洋(京都大学文学部・文学研究科教授 [美学芸術学])他

モデレーター:橋本裕介(KYOTO EXPERIMENT プログラム・ディレクター、舞台芸術制作者オープンネットワーク理事長)

来る10月14日、「表現の自由をめぐって」と題して、シンポジウムを開催します。近年日本の舞台芸術のフィールドでは、「劇場・音楽堂等の活性化に関する法律」なども成立し、制度は整いつつあるように見えます。一方で、制度は表現活動を括弧の中に組み入れ、本来生じていたはずの外部との葛藤を消失させることにもつながります。それは無意識下で、表現の幅を狭めていく可能性があるとも言えるのではないでしょうか。

「表現の自由」と言った時につきまとう、外側から侵されて気付くような旧来的な「権力対民衆」のイメージは、もはや現実ではありません。無尽に張り巡らされた私たちのネットワークの内側から食い破るような形で、「表現の自由」を侵す事態は既に立ち現れているのかもしれません。

今回シンポジウムを開催するにあたり、「Let’s DANCE署名推進委員会」といった具体的な事例も交えながら、理念と実務双方のアプローチから、私たちの問題として議論する場を設けます。

スピーカープロフィール:
斉藤 貴弘

「Let’s DANCE署名推進委員会」共同代表。弁護士(斉藤法律事務所)。弁護士として一般民事から企業法務まで幅広く法律業務を行うとともに、著作権法や風営法など音楽やアートを支える法律分野にも力を入れている。法律分野以外でもより広く音楽やアートを支えるインフラ整備にコミットするため、ユニークな手法で多くの若手アーティストを輩出してきたL.Aのインターネットラジオ局“dublab”の日本ブランチ“dublab.jp”にも関わっている。最近ではクラブやダンス教室などダンス営業を規制する風営法問題に取り組み、15万以上の法改正を求める署名を集め、ダンス文化推進議員連盟に届けた「Let’s DANCE署名推進委員会」の共同代表でもある。

原 智治
京都市 文化市民局 文化芸術都市推進室 文化芸術企画課。1980年、京都市生。京都大学工学部電気電子工学科卒業。ソニー・エリクソン勤務を経て、2007年、京都市入庁。現在は文化行政を担当。NPO法人芸術生活研究所hanare監事。主な寄稿に「ヒップホップのハード・コア」(『GRL KYOTO MAGAZINE』所収、2011)。

吉岡 洋
甲南大学教授、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授を経て、現在京都大学文学部・文学研究科教授(美学芸術学)専門は美学,情報文化論。主な著書に,『情報と生命―脳・コンピュータ・宇宙』(新曜社,1993年)、『〈思想〉の現在形―複雑系・電脳空間・アフォーダンス』(講談社,1997年)など。訳書に R.ローティ『哲学の脱構築―プラグマティズムの諸帰結』、H.フォスター『反美学』、M.ポスター『情報様式論』、B.マズリッシュ『第四の境界―人間機械(マン・マシン)進化論』など。批評誌『ダイアテキスト(Diatxt.)』(京都芸術センター刊)1~8号、『ヨロボン(Diatxt./Yamaguchi)』(山口情報芸術センター刊)編集長。『京都ビエンナーレ』(2003)、「岐阜おおがきビエンナーレ」(2006)総合ディレクター。日本記号学会会長。美学会副会長。

お申込み方法:以下の予約フォームよりお申し込みください。

事前予約・当日精算
シンポジウム参加費:500円
懇親会参加費:1,000円

シンポジウム会場:京都芸術センター 〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2

アクセス:
電車
JR「京都駅」から地下鉄烏丸線に乗り換え「四条駅」下車、22・24番出口より徒歩5分。
阪急京都線「烏丸駅」22・24 番出口より徒歩5分。
京阪本線「三条駅」から地下鉄東西線に乗り換え「烏丸御池駅」下車、4番出口より徒歩10分。

市バス
「四条烏丸駅」下車、徒歩5分(3、5、201、203、207 系統など)。


駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。

問合せ:舞台芸術制作者オープンネットワーク事務局

主催:舞台芸術制作者オープンネットワーク
共催:KYOTO EXPERIMENT
助成:公益財団法人セゾン文化財団