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アーツカウンシル東京アーツアカデミー2022年度受講生募集~芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座開催のお知らせ

アーツカウンシル東京アーツアカデミー
芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座

~創造し続けていくために。芸術文化創造活動のための道すじを“磨く”~

2022年度受講生募集中 7月8日(金)17:00〆切

アーツカウンシル東京主催「アーツアカデミー 芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座」は、ファシリテーター/アドバイザー及びゲスト講師によるレクチャーとディスカッションを軸とした座学講座と、各受講生の活動に根差した課題解決/価値創造戦略レポートの作成・発表の二つの柱でプログラムを構成しています。
2022年度は、「非営利の芸術文化創造とは何か?」をひとつのテーマとして、今日の人間社会にとっての芸術活動の意義をあらためて整理し、未来に向けてその意義を開花させるための方法を探るべく、プログラムを構成しました。新たに「コミュニティづくり」の概念や方法論から社会と芸術の新たな関係性の構築を思考する講座と、「文化権」を糸口に芸術文化創造の本質やその価値の根拠/理論的背景について思考を深める講座を設けています。
社会と芸術文化の関係性を広い視座で捉え、創造環境全体の向上に取り組む方々や、「10年先のヴィジョンを描いて実践したい」「今の活動をもうひとつ高いステージに発展させたい」と、勇気をもって自らの活動を実践していこうとする創造の担い手を受講生として、創造環境の新たな可能性を共に探求し、相互に成長し研鑽する場を提供します。また、当講座はこれらの取り組みを通し、受講生のキャパシティビルディングやネットワーキングに資し、芸術文化環境全体の向上に貢献することを目指します。これからの芸術文化を創っていきたい意欲溢れる方々、奮ってご応募ください!現在2022年度の受講生を募集中です。

【応募受付:2022年6月13日(月)から7月8日(金)17:00まで(E-mailで申請書類送付)】

・詳細は下記のウェブサイトをご覧ください。
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/events/53167/


開催時期2022年7月22日(金)~2023年1月16日(月)[全8回]

プログラム
オリエンテーション・座学講座(全7回)と課題解決戦略レポートの作成と提出及びプレゼンテーション(1回)で構成します。


【第1回、第2回】
ヴィジョン・ミッションを磨く&ファンドレイジング力を磨く
~組織使命の再確認・探求、事業/活動に必要な資金調達力を磨く~
2022年7月22日(金)10:30~16:30
講師:山元圭太
【前半(約1時間)】
・プログラム・運営チーム紹介、受講生自己紹介プレゼンテーション
・イントロダクションレクチャー(予定)
【後半(約4時間)】
<第1回>
・活動/組織のヴィジョン・ミッションの棚おろしレクチャー&ワークショップ
<第2回>
・事業/活動のためのファンドレイジングの全体像を捉え、実践の工夫・発想の拡張や新たな可能性を探る。
・資金調達方法の多様性や可能性を知る。
・ファンドレイジングの実際の悩みを共有し、考える、等


【第3回】活動の価値を引き出す評価軸を磨く
~ロジックモデルを活用し改善・変革していく術を磨く~
2022年8月22日(月)18:30~21:00
講師:源由理子
・“価値”を引き出す評価について考える。
・ロジックモデルを道具とし、活動をふり返り、取組の継続的改善や社会変革につながる評価的思考について学ぶ。
・評価軸をもつことで組織・活動強化につながる道筋を探る。


【第4回】芸術文化の領域横断は何をもたらすか?
~越境が生み出す創造的な連携・協働~
2022年9月5日(月)18:30~21:00
講師:坂倉杏介
・芸術文化と社会を更新し続けていくために、多様な主体のつながりを生み出す場づくりから学ぶ。
・創造的な出会いはどのようにして可能か。ウェルビーイングとイノベーションにつながる地域の創発的なコミュニティのつくり方を考える。

【第5回】思考の整理・課題の抽出・設定
2022年10月3日(月)18:30~21:00
講師:小川智紀、若林朋子
・これまでの講義をふまえ、自身の思考の整理、活動の周りのリソースの棚卸し、課題の抽出と解決の糸口をあらためて探る。ディスカッション等を通して新しい気づき等を共有する。
・自己診断ワーク(構想シート)のブラッシュアップと相互フィードバック

【第6回】人間にとって「文化」「芸術」とは?
~「文化権」から捉え直す~
2022年10月24日(月)18:30~21:00
講師:中村美帆
・「文化権」と関連するその他概念(生存権、生活権、社会権、人権、自由権、教育権、幸福追求権、等)から、誰一人取り残さない/あらゆる人々にとっての芸術文化の意味や、「文化権」という切り口からみた「稼ぐ文化」を推進するだけでない公共文化政策について考察し、芸術文化の可能性についてひろく考え直す力を磨く。
・国連世界人権宣言、ユネスコ憲章や文化多様性条約等、広く世界を視野に入れて、芸術文化の価値を説明する文化政策の理論的背景について思考を深める。

【第7回】社会における芸術文化の必要性を考える
~芸術文化支援を鍵に、自立の在り方等を考える~
2022年11月7日(月)18:30~21:00
講師:片山正夫
・「なぜ、社会にとって芸術文化が必要か」という問いについて考える。
・創造活動を取り巻く環境を総体的に捉え、活動の価値を客観的に説明する力を磨く。
・芸術文化支援の体系を知り、自立・自走の在り方を探求する。

【個別相談デー】
11月下旬~12月上旬に調整
講師:小川智紀、若林朋子
・各人の創造活動やその環境にまつわる課題や問題意識に対する取り組み方について、アドバイザー、ファシリテーターとの面談を通して具体的な解決策や立案、そのための工程を探求する。

【第8回】課題解決/価値創造戦略レポートの最終発表会
2023年1月16日(月)17:00~21:00
講師:小川智紀、若林朋子
・創造活動における課題解決の具体的な実装方法を提案、相互に思考を共有する。

募集人数:16名程度

募集対象
芸術文化領域(主に非営利の活動)において3年以上の活動経験のある芸術文化従事者(セルフマネージメントのアーティスト・表現者、制作者、プロデューサー、キュレーター、コーディネーター、アートマネージャー、芸術団体・アートNPOの職員、芸術文化支援団体のプログラムオフィサー、行政・企業等の文化担当者、研究者等)。(分野不問)

応募締切:2022年7月8日(金)17:00まで
※お預かりした個人情報は、本事業の運営及びお知らせのみに使用します。

<これまでの様子>
【2021年度】活動報告書・課題解決戦略レポート集(PDF)

ダイジェスト動画↓

講座レポートブログ

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
運営:特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)