【お知らせ】12/17, 18 第3回企画委員会

2016.11.30

12月17日(土)・18日(日)に三重・愛知で開催されますON-PAM企画委員会について、詳細をお知らせいたします。また、フォームからのお申し込みも開始いたしますので、ぜひ皆様、お誘い合わせの上ご参加ください。

【日程】
2016年12月17日(土)三重県津市の劇場見学&スタディツアー(ON-PAM会員のみ参加できます)
      18日(日)愛知県名古屋市でのミーティング(ON-PAM会員以外の他、愛知・三重・岐阜・静岡在住の方は参加可能です)

◆◆◆12月17日 (土) 1日目 三重県津市の劇場見学&スタディツアー◆◆◆
官民協働や地域協働の個性的な活動が注目されている、三重県津市の劇場を巡る見学ツアー。訪問先のうち美里地区の劇場「テアトロ・ド・ベルヴィル」では、芸術監督の鳴海康平氏、美里唯一のGSオーナー稲垣博文氏を招いて、美里地区の地域協働についての話を伺います。

□訪問先:
・三重県文化会館
http://www.center-mie.or.jp/bunka/
・テアトロ・ド・ベルヴィル
http://theatre-de-belleville.tumblr.com/post/148886452221/16autumn-infoflash
・四天王寺スクエア
http://akebonoza.net

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□タイムテーブル
13:00 近鉄 津駅 改札前に集合

美里地区に車で移動。劇場見学・トークセッションなど

津市内に車で戻り、四天王寺スクエアを見学
(この間で適宜食事休憩も取る予定です)

三重県文化会館での観劇(※)

三重県文化会館 劇場見学

21:00頃 解散

(※最後に立ち寄る三重県文化会館では、Mゲキ→ネクスト2016 夕暮れ社 弱男ユニット公演「僕たちは、世界を変えることはできない」18:00の回 終演後に劇場見学をいたします。有料となりますが、是非あわせて公演の観劇もご検討下さい。)

◆◆◆12 月18日 (日) 2日目 愛知県名古屋市での委員会◆◆◆
午前から午後にかけ、「地域を越えてつながること」がキーワードとなる、3つのミーティングを開催します。活動の場所・世代が違う舞台芸術制作者たちが集まり、ともに考える場を作りたいと思います。

□会場:
名古屋市演劇練習館 アクテノン
(名古屋市中村区稲葉地町1丁目47番地)
https://www.bunka758.or.jp/scd20_top.html

□ミーティングの内容
・セッション1「若手制作者集まれ!〜地域をこえたプロのネットワークを作る〜」
中京地域で舞台制作に携わっている若手と、ON-PAM会員の出会いの場。全国で活躍する制作者の活動の話を聞き、仕事を知っていくことで、地域を超えた活動・交流が生まれる機会としたいと思います。是非会員の皆様、ご参加をお願いします!

・セッション2「愛知からいま考える、震災と舞台芸術のこと」
東日本大震災から6年、熊本地震の発生から半年が経過しました。災害を始めとする非常事態は、日常を変化させます。それは、舞台芸術の営みにとっても、他人事ではありません。
「震災の直後には、速やかな情報共有や対応を決める場が求められる。危機的な状況において個別に対応するのが難しい瞬間、集団として行動する必要がある」
ON-PAMはそのことに気づいた制作者たちが発起人となって、2013年に発足したネットワークです。
一方、震災への距離感や体験は、地域・個人によって異なり、自らをどのレベルの「当事者」として位置付けるかという葛藤が生まれます。震災の直後は、共通の地域で近い体験をしている「当事者」同士での「強く、近いつながり」が求められるでしょう。しかしその段階を過ぎ、10年・20年先の復興を考える時、範囲の絞られた「強く、近いつながり」だけではなく、「弱く、広いつながり」もまた必要になります。
本セッションでは、ON-PAM理事の鈴木拓さんより、東日本大震災からON-PAM設立までのことについて改めて話を聞くとともに、被災した地域の舞台芸術活動に今、どのような動きが起きているかについて、東北での地域の事例の話を聞き、課題と未来へのビジョンをともに考える機会としたいと思います。
名古屋は近年では巨大震災の被害は受けていないものの、かつて三河地震や南海地震により被災し、また東海地震の発生も懸念される地域です。このテーマをともに考えることにより、地域の制作者が、将来再び起きるであろう次なる震災を意識し、備えることにつなげたいと考えます。
ゲストスピーカー:鈴木拓(boxes inc.代表、ON-PAM副理事長)
司会:平松隆之(劇団うりんこ 制作部長)

・セッション3「政策提言調査室勉強会@名古屋」
東京・京都で続けて行ってきた政策提言調査室を愛知で開催。
文化政策の提言に関するこれまでの議論の紹介をした上で、ON-PAMならではのステートメントを作るため、議論を積み上げていきたいと思います。
司会:奥野将徳(ペーハー、ON-PAM理事)

□タイムテーブル
10:20 開場
10:30〜12:00 セッション1(若手制作者集まれ!)
(休憩)
13:00〜15:00 セッション2(震災と舞台芸術)
(休憩)
15:30〜17:30 セッション3(政策提言調査室 勉強会)

【宿泊について】
土曜日に宿泊される方は、週末のため名古屋市内での宿が混んでおります。
津市のスタディツアーに参加される方は、津市内もしくは近隣(鈴鹿・亀山・四日市など)でのお探しをお勧めいたします。

【お申し込み】
以下のフォームよりお申し込みください。
https://goo.gl/forms/2DeTUaj2yuW92VoJ3

皆様のご参加、心よりお待ちしています。