【報告】APPキャンプ2017 DAY7

2017.2.28

キャンプ最終日(26日)は、参加者全員が事業評価のためのアンケートをオンラインで行った後、昼食会を経て解散となりました。
平行して、新旧の運営担当者(planning team member)によるミーティングを朝と夕方に行い、APPの今後のことを話し合いました。

APPで今後取り組むべき活動しては、3日目のレポートにも書いたとおり、以下の5項目が挙げられています。
(1)制作者の専門性を深めること(professional development)
(2)制作者のアジアでの行き来を促進すること(mobility)
(3)制作者のためのレジデンス事業(producers’ residency)
(4)これまでの活動の記録・印刷物の発行(documentation/publication)
(5)実際に集って行う事業を毎年実施すること(annual events)
この5つすべてを継続的に行うことは難しいかもしれませんが、(5)については、やはり顔を合わせて話をする機会が必要ということで、毎年必ず行うこととなりました。その事業(イベント)の内容としては、これまでのキャンプと同様、以下の3つをカバーしていることが要件となります。
・制作者の専門性を深めること(professional development)
・参加者同士、あるいは開催地の制作者やアーティストの対話(dialogue)
・開催地の状況や文化的背景についての見識を深めること(local context)
また、これまで4回のキャンプが参加者の継続参加を原則としていたのに対し、今後は常に新しい参加者を募っていくことが確認されました。
2018年度の開催については、3月中にスカイプでの話し合いを行い、場所や内容の方向性を決めていくことになっています。

ひとまず、当初予定されていた4回のAPPキャンプは、これにて終了です。
ご支援いただいた関係者のみなさまに、この場をお借りしてお礼申し上げます。
そして参加者のみなさま、お疲れ様でした。
4回のキャンプの成果等については、文書でまとめていくことになっています。

APPを含め、今後もON-PAMでは国際的なネットワーク形成に向けた事業を行っていく予定です。
ご注目ください。