文化審議会による文化芸術推進基本計画中間報告へのパブリックコメント

2018.1.18

ON-PAM政策提言調査室では、2017年11月24日ヒアリング時に提出した要望書やON-PAM会員からの意見にもとづき、以下の項目について、2018年1月10日に文化審議会による文化芸術推進基本計画中間報告へのパブリックコメントを提出いたしました。

〇1.劇場・音楽堂等に関するマネジメント人材の確保について
〇2.舞台芸術に関する国際的な人材の育成について
〇3.中間支援組織の重要性について
〇4.助成制度の改善について

「中間報告」での施策案に「舞台芸術制作者」、「中間支援組織」といった文言が入り、舞台芸術制作者の「確保」・「育成」が打ち出されているのは、ヒアリングと要望書を通じて、その存在意義を伝えることができたためだと思います。一方で、どのように「確保」すべきなのか、という点については具体性が乏しいため、劇場で高い芸術性と公共性をもつ作品を創造・選定・招聘するためにも、舞台芸術を専門とする舞台芸術制作者を「配置」する必要があることを、1.で訴えています。意見の詳細については、ぜひ書類をダウンロードしてご覧ください。

文化審議会による文化芸術推進基本計画中間報告へのパブリックコメント

※参考 文化芸術推進基本計画(第1期)の策定について (中間報告)171228

ON-PAM政策提言調査室では、今年もひきつづき、舞台芸術の振興を通じて社会に活力と創造性をもたらすためのアドボカシー活動を行っていきます。会員・非会員問わず、今後ともみなさんのご協力を賜ることができれば幸いです。ON-PAM政策提言調査室では、今年もひきつづき、舞台芸術の振興を通じて社会に活力と創造性をもたらすためのアドボカシー活動を行っていきます。会員・非会員問わず、今後ともみなさんのご協力を賜ることができれば幸いです。
今年も何卒、よろしくお願いいたします。

政策提言調査室

 

写真は1月9日に開催された「新年(一発目に舞台芸術について考える)会」のものです。