【政策提言調査事業】「対話ラボ」メンバー募集

2026.6.11

舞台芸術制作者オープンネットワーク(以下、ON-PAM)は、舞台芸術が社会に活力と創造性をもたらすという価値を再確認し、環境・支援・政策について、多様な思考を持ち寄る研究会「ON-PAM 対話ラボ ー対話を通じて私たちの営みを言語化するー」を始めます。

始めるにあたり、本プログラムに参加し、企画・研究・議論・アドボカシーをともに推進する「ラボメンバー」を募集します。

上記にご興味のある方は、ぜひご参加ください。

ON-PAM 対話ラボ 

ー対話を通じて私たちの営みを言語化するー

開催概要

月1回程度「研究会」+「ミーティング」を開催します。

研究会

ミーティング

スケジュール

  • 第0回:7月1日(水)18:30〜20:30|キックオフミーティング
  • 第1回:7月9日(木)18:30〜21:00|地域における舞台芸術の公共性
  • 第2回:8〜10月|テーマ調整中
  • 第3回:11月14日(土)・15日(日)|コミュニティ/コモンズとしての舞台芸術 in 長野
  • 第4回:12〜1月|文化政策と地域主権(仮)
  • 第5回:2月|2026年 研究会まとめ(仮)

各回の構成(予定)
18:30〜19:50 研究会(1時間20分)
19:50〜20:00 休憩(10分)
20:00〜21:00 ミーティング(1時間)

開催方法

対面+オンラインのハイブリット方式

  • 対面の会場:東京近郊を予定。(参加人数上限あり)
  • オンライン配信:Zoomミーティングを使用。
    • アーカイブ配信あり(2週間等の期間限定)
    • Zoomの自動生成字幕をご利用いただけます。

ラボメンバー募集概要

ラボメンバーとは?

参加希望の方は、以下のフォームよりお申し込みください。

▼申込フォーム
https://forms.gle/ziaaciW2PQYrtmW67

▼募集期間
本日〜6月24日(水)23:59まで

▼参加条件

▼定員
10名程度
※応募者多数の場合は抽選する場合がございます。その場合はお申込者の方へご連絡いたします。

▼対象

※対話ラボの「研究会」(ゲストを招いた前半部分)は一般公開もいたします。
・単発参加:500円
・ON-PAM会員でなくても参加可能。
・研究会ごとに単発で申し込み。(申込詳細は後日公開)
・研究会では、質疑応答やディスカッションに参加できます。(オンラインのみ)
・研究会後のミーティングには参加いただけません。

各回詳細

第0回|キックオフミーティング

■日時
7月1日(水)18:30〜20:30

■内容
対話ラボメンバーが集まり、顔合わせを行います。今後の研究会で取り扱いたいテーマや、2026年度の対話ラボの方向性についてブレストします。

第1回|地域における舞台芸術の公共性

■日時
7月9日(木)18:30〜21:00

■ゲスト
小倉由佳子(ロームシアター京都)、林立騎(那覇文化芸術劇場なはーと)、宮崎麻子(久留米シティプラザ)

■内容
地域における舞台芸術の「公共性」について、創作・上演といった作品のプロセスや、公立文化施設・自治体・民間団体などそれぞれ異なる関係性から立ち上がる文脈を考察します。各地の公共劇場からゲストを招き、実践を通じて得られた知見を共有し、様々な角度から「公共性」を捉え直す試みです。

第2回|未定(テーマ調整中)

時期:8〜10月予定

第3回|コミュニティ/コモンズとしての舞台芸術 in 長野

■日時
11月14日(土)・15日(日) 2日間の長野ツアー
※研究会は11月14日(土)18:30〜21:00で開催します。

■研究会ゲスト
荒井洋文、伊藤茶色、藤原佳奈、大宮大奨 ほか

■ツアー訪問先
犀の角、 松本市四賀 Creative Art Village Aida ムム など(調整中)

■ツアーコーディネート・聞き手
野村政之(信州アーツカウンシル ゼネラルコーディネーター、一般社団法人全国小劇場ネットワーク理事、ON-PAM理事)

■内容
長野県上田市、松本市をめぐり、現地でこそ知ることのできる、さまざまな取り組みの様子や実践者のお話を聞く2日間。地域から生まれ、生活に寄り添う舞台芸術の在り様や可能性・拡張性を体感し、考察します。

※長野ツアーに現地参加される場合は、参加費として別途5,000円(税込)がかかります。
※現地までの交通費・食費・宿泊費などは自己負担。
※宿泊は犀の角のゲストルームを予約することもできます。

第4回|文化政策と地域主権(仮)

時期:12〜1月予定

第5回|2026年 研究会まとめ(仮)

時期:2027年2月予定

対話ラボ 開催にあたって
担当理事よりメッセージ

舞台芸術制作者オープンネットワーク(以下、ON-PAM)は、舞台芸術の制作実務に携わる個人が、所属団体の枠を超えて主体的に参加できるネットワーク組織です。私たちは、立場や背景の違いを超えて制作者個人の思考と行動を支えることを目的に活動してきました。

ON-PAMでは、個々の小さな声を尊重しながらアドボカシー活動を行うための仕組みとして、「提言ガイドライン」を策定しました。このガイドラインは、たとえば「A」と「B」のように相反する意見も提言可能とすることで、多様な立場や視点が共存できるようデザインしました。政策提言としての強度を犠牲にするかもしれないこの仕組みの実装は、小さな声や正解を定めない課題設定を端緒に集まることのできるオープンネットワークとしての、一つの試みです。

こうした試行錯誤を重ねる中で、私たちは今一度、舞台芸術が社会に活力と創造性をもたらすという価値を再確認し、環境・支援・政策について、多様な思考を持ち寄りたいと考えました。そこで2026年には、一つの合意形成を前提とするのではなく、迷いや逡巡を受け入れながら意見を交わせる研究会を立ち上げます。舞台芸術の創作でいう稽古場のような、失敗をも包含する試行錯誤の議論の場です。

この取り組みの背景には、コロナ禍を経て大きく変容した文化政策・支援の動き、そして2023年3月に閣議決定された「文化芸術推進基本計画(第2期)」における、「文化と経済の好循環を創造するための方策」として示された「文化芸術の成長産業化」があります。ON-PAMは、こうした施策の中で取りこぼされる可能性のある領域──すなわち、市場経済に乗りにくい、あるいは異なる価値体系で成立する舞台芸術──の存在や価値、そしてその所在や所有のあり方を、改めて問い直す必要があると考えています。

とはいえ、社会の大きな潮流のなかで、私たちの小さな声やささやかな試みは、どのような力を持ちうるのでしょうか。

米国の社会学者マーク・グラノヴェッターが提唱した「弱い紐帯の強み(The Strength of Weak Ties)」によれば、強固な結びつきよりも、むしろ社会的に弱い繋がりのほうが新しい情報や視点をもたらすとされています。私たちは、それぞれの場所や生活、価値観を背景に集まった多様な個人の間に生まれる「弱い繋がり」の強さを信じ、たとえ一枚岩になれなくとも、議論やアイデアの交換を積み重ねていきたいと考えています。

このような取り組みに共感してくださる方、異なる意見をお持ちの方、すべての皆さまのご参加をお待ちしています。

担当理事:小野江麻里子、武田知也

お問合せ

ON-PAM事務局
メール、または問い合わせフォームよりお送りください。

主催:特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク