第3回文化政策委員会 実施概要「公共・劇場について考えるー劇場法制定を受けて」 開催のお知らせ

ON-PAM | 特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク

2013.11.28

会員を対象とした会合ですが、当日入会でも参加可能ですので、お誘い合わせの上ご来場いただければと思います。
なお、下記のとおり参加受付フォームを設置しました。予約なしでも参加可能ですが、ご出席の方は準備の都合上ご記入いただけると助かります。

舞台芸術制作者オープンネットワーク 第3回文化政策委員会 実施概要
「公共・劇場について考えるー劇場法制定を受けて」(会員向け開催)

ON-PAMの文化政策委員会では、「公共劇場の在り方について考えるー劇場法制定を受けて」と題し、文化政策の根本支える芸術の公共性が最も体現される場としての公共劇場をテーマとして、今後複数回に渡り議論していきたいと思います。初回となる今回はそのプログラミングに焦点あてます。いわゆる劇場法=「劇場、音楽同等の活性化に関する法律」の第二章第十三条に「必要な専門的能力を有するもの」を「確保する」ことが謳われ、その例の筆頭に「制作者」があげられています。

ON-PAMメンバーの中心をなすのは制作者ですが、その私たちは今後どのような理念を元に公共劇場のプログラム作りに関わっていくべきなのか、またいけるのか。第1部では日本の公共劇場のあり方を劇的に前進させたといって過言ではない世田谷パブリックシアターの初代芸術監督を務められた佐藤信氏を迎え、氏の公共劇場に対する考えや取り組みについて伺います。第二部では、フェスティバル/トーキョーの実行委員長の市村作知雄氏と、革新的な内容をして世界のリーディング・フェスティバルのひとつとして成功を納めているウィーン芸術週間の演劇部門の前ディレクターのシュテファニー・カープ氏、同じくウィーン芸術週間のドラマトゥルクを経て、ヨーロッパのフリーシーンを長らく牽引するフランクフルトのムーザントゥルム劇場芸術監督に今年就任したマティアス・ピース氏を迎え、制作者、ドラマトゥルクそれぞれの立場からディレクター職を確立した各氏の思想や実践を伺うとともに、参加者全員でディスカッションをしたいと思います。是非ご参加下さい。

日時:2013年12月4日(水)10:00〜13:00

登壇者(50音順):
・市村作知雄(東京芸術大学准教授、F/T実行委員長)
・佐藤信(座・高円寺 芸術監督)
・シュテファニー・カープ(ウィーン芸術週間・演劇部門 前・ディレクター)
・マティアス・ピース(ムーザントゥルム芸術監督)
・モデレーター:丸岡ひろみ(PARC理事長、TPAMディレクター)

タイムテーブル:
10:00〜10:50 佐藤信さん 基調講演
(休憩10分)
11:00〜12:30 パネルディスカッション
12:30〜13:00 参加者を交えてのディスカッション、質疑応答
13:10〜 ランチ交流会@アルテアトロ (会費制1500円程度を想定/当日受付で参加の有無をお知らせください)
※主催者の判断で、状況に応じてタイムテーブルは変更する場合がございます。予めご了承ください。

会場:
東京芸術劇場プレイハウス ロビー   〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目8番1号

参加費:500円(通訳費として)
※本会は会員のみ参加可能です。但し、当日ご入会いただく方もご参加いただけますので、お誘い合わせの上ご来場くださいませ。
※当日参加も受付いたしますが、準備の都合上、出来る限りこちら参加連絡フォーム>から参加登録をお願いします。

主催:舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)
共催: フェスティバル/トーキョー
協力: 東京芸術劇場

担当:武田知也、相馬千秋
お問合せ:武田 ※連絡先は会員宛メールをご参照下さい。