アーツアカデミー 「芸術創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座」受講生募集のお知らせ

2020.8.22

ON-PAMではアーツカウンシル東京主催「アーツアカデミー 芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座」の運営に携わっています。

2020年度は、大きく変容する世界において、「私たちはいかに創造し続けていけるか」という問いに向き合います。それは単に芸術文化の創造を意味するのみではなく、未来の創造という意味も含めています。芸術文化の特権的な在り方を探ることではなく、社会との相互連鎖の中に多様な意味を見出していくことが、私たちが生きていくこれからの世界に重要と考えるからです。

社会と芸術文化の関係性を広い視座で捉え、創造環境全体の向上に取り組む方々や、「10年先のヴィジョンを描いて実践したい」「今の活動をもうひとつ高いステージに発展させたい」と、勇気をもって自らの実践を形成する創造の担い手の活動基盤・推進力強化をサポートします。同時に、創造活動の自由で新しい可能性を探る調査研究機能も備えるプログラムを目指します。

現在2020年度の受講生を募集中です。
【応募受付:2020年8月14日(金)から9月14日(月)17:00まで(E-mailで申請書類送付)】

また、応募に関するオンライン説明会を8月26日(水)に開催します。(要事前申込、締切8月24日(月))
募集要項や説明会等の詳細は下記のウェブサイトをご覧ください。これからの芸術文化を創っていきたい意欲溢れる方々、奮ってご応募ください!なお、新型コロナウィルス感染予防の観点により、今年度のプログラムは原則オンラインでの開催を予定しています。


開催時期 2020年10月~2021年2月

プログラム
座学講座(全7回)と課題解決戦略レポートの作成と提出及びプレゼンテーション(1回)で構成します。

【第1回】つくりたいものをつくり続けるために ~思考と実践~
講師:小川智紀(認定NPO法人STスポット横浜理事長)、深田晃司(映画監督)

【第2回】ヴィジョン、ミッションを磨く ~受講生による課題・目標の提起と深堀り、共有機会の設定~
講師:山元圭太(株式会社Seventh Generation Project代表取締役/NPO法人日本ファンドレイジング協会理事・認定ファンドレイザーSlash島根県雲南市地方創生総合戦略推進アドバイザー)

【第3回】活動の意義を伝える評価軸を磨く ~活動を振り返り、改善・変革していく術を磨く~
講師:源由理子(明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科・教授/明治大学プログラム評価研究所・代表)

【第4回】これからの活動のためのファンドレイジング力を磨く ~ファンドレイジングの理解と実践~
講師:若林朋子(プロジェクト・コーディネーター/立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授)

【第5回】活動を持続させるための発想力を磨く ~持続可能性と創造的実践の多様性を知る~
講師:近藤ヒデノリ(UNIVERSITY OF CREATIVITY(UoC)サステナビリティフィールド・ディレクター/博報堂ブランドイノベーションデザイン局クリエイティブプロデューサー。

【第6回】社会における芸術文化の必要性を考える ~芸術文化支援を鍵に、自立の在り方等を考える~
講師:片山正夫(公益財団法人セゾン文化財団理事長)

【第7回】芸術文化と社会の関わり方を磨く ~社会とのつながりを捉え、「接続」と「循環」を考える~
講師:大澤寅雄((株)ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室主任研究員、NPO法人アートNPOリンク理事長、NPO法人STスポット横浜監事、九州大学ソーシャルアートラボ・アドバイザー)

【第8回】課題解決戦略レポートの最終発表会
講師:若林朋子、小川智紀

募集人数 16名~20名程度

対象
芸術文化領域において3年以上の活動経験のある制作者、研究者、プロデューサー、キュレーター、セルフマネージメントのアーティスト・表現者、及び芸術団体・アートNPOのコーディネーター、アートマネージャー、芸術文化支援団体のプログラムオフィサー等。(分野は問いません)

応募期間 2020年8月14日(金)~9月14日(月)17:00まで

お問合せ先
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 企画室 企画助成課
TEL:03-6256-8431
Fax:03-6256-8828
E-mail:artsacademy@artscouncil-tokyo.jp

ダイジェスト動画
2018年度、2019年度のダイジェスト動画です。