ON-PAM 委員会 2024 @YPAM
2024.11.21
国内外から舞台芸術の専門家が集まるプラットフォームYPAM- 横浜国際舞台芸術ミーティングとの共催にて実施する本委員会では、劇場、フェスティバル、ネットワーク組織等にて活動する実践者をゲストに迎え、同時代の舞台芸術において現在直面している課題にどのように向き合い、どのような未来を描くのか、アイディアや考えをシェアし、共に考えるプログラムを実施します。
皆様のご参加お待ちしております。
プログラム①ラウンドテーブル:未来志向で考える、これからの劇場・フェスティバル
12/6(金) 13:00〜13:40
男女共同参画センター横浜南フォーラム南太田
プログラム②シンポジウム:
過熱する世界における国際的なコラボレーションの価値と課題 − IETMとグローバルコネクトとともに考える
12/14(土) 13:30〜15:30
横浜市開港記念会館
プログラム① ラウンドテーブル
未来志向で考える、これからの劇場・フェスティバル
日時:12/6(金) 13:00〜13:40
会場:男女共同参画センター横浜南フォーラム南太田
YPAM Exchange ラウンドテーブル内にて実施
*参加にはYPAMプロフェッショナル登録が必要です。
各地の劇場、フェスティバルの現場で活動する20代〜30代の制作者を招いたラウンドテーブル。戦争、AI(人口知能)の台頭、気候変動など世界的なリスクによる不確実性の時代のなか、次代を担う制作者が、どのような課題に向き合い、どのような未来を描きながら創造活動を継続していくのか。アーティスト・芸術団体と観客の間を繋ぐ舞台芸術制作者の視点から、劇場・フェスティバルの現在と未来について話し合います。
登壇者:
加藤奈紬(制作・コーディネーター/豊岡演劇祭プロデューサー)
キャメロン瀬藤謙友(ドラマトゥルク/扇町ミュージアムキューブ)
半澤裕彦(東京芸術祭事務局)
モデレーター:
小倉由佳子(制作・プロデューサー/ロームシアター京都)
<プロフィール>
加藤奈紬(制作・コーディネーター/豊岡演劇祭プロデューサー)
愛知県出身。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)卒業後、株式会社precogに所属し主に海外アーティストの招聘事業や芸術祭の事務局運営を担当する。2020年からは豊岡演劇祭(兵庫県豊岡市)に事務局メンバーとして参加し、現在はプロデューサーを務める。人と舞台を繋ぐ場づくり、空間づくりに関心があり、屋内外の公演制作に関わる。
(c)Nishi Junnosuke
キャメロン瀬藤謙友(ドラマトゥルク/扇町ミュージアムキューブ)
1998年、大阪生まれ大阪育ち。高校演劇を経て、神戸大学演劇研究会はちの巣座に所属しながら小劇場で舞台監督・演出助手・ドラマトゥルクとして活動。また、プロデューサーとして複数のWS/企画・運営を行う。2022年より(株)シアターワークショップに入社、準備室業務を経て扇町ミュージアムキューブ スタッフ。【『篇西風 -関西若手戯曲集-』 コロナと歩んだ4年間/2020-2024】企画制作、【舞台芸術海外コーディネーター育成事業】育成対象者。
半澤裕彦(東京芸術祭事務局)
アートマネージャー/舞台芸術制作者
1990年宮城県生まれ。2014年本多劇場制作部に入社。こまばアゴラ演劇学校”無隣館”を経て、2019年から2024年5月の閉館まで、こまばアゴラ劇場制作部に勤務。劇場支援会員制度、ラインナップ選定など劇場運営を担当。青年団演出部などの同世代アーティストの公演制作も行う。2020年より東京芸術祭にて制作・コーディネーター業務を担当。
小倉由佳子(制作・プロデューサー/ロームシアター京都)
ロームシアター京都プログラム・ディレクター。神戸女学院大学文学部卒業。2008年から2013年までアイホールディレクターとして主にダンス公演やワークショップを企画制作。2010年から2015年までKYOTO EXPERIMENT運営スタッフ。2011年から2013年までTPAMディレクションディレクター。舞台芸術マネジメントオープンネットワーク(ON-PAM)理事。2021年4月より現職。
撮影:山地憲太
プログラム②シンポジウム
過熱する世界における国際的なコラボレーションの価値と課題
− IETMとグローバルコネクトとともに考える
日時:12/14(土) 13:30〜15:30
会場:横浜市開港記念会館
通訳:日英逐次通訳
このシンポジウムでは、国際的なコラボレーションにおける多様性、気候、国際性、移動性の価値と課題について考えます。
IETMは国際的な舞台芸術の議論で十分に語られることのなかった新たな声や視点を取り入れ、より包括的で多様性があり、環境に配慮し、アクセスしやすいネットワークを目指し、4年前にGlobal Connect を開始しました。今回アジアを拠点とするグローバル・コネクターと欧州を拠点とするIETMのディレクターをお招きし、これらの重要なトピックについて議論し、理解を深めます。
スピーカー:
アウサ・リカルスドッティル(IETM (International Network for Contemporary Performing Arts) 事務局長)
ラトリ・アニンディアジャティ(インドネシアダンス フェスティバル ディレクター)
モデレーター:
塚口麻里子(ON-PAM 舞台芸術制作者オープンネットワーク 理事長兼事務局長)
<プロフィール>
アウサ・リカルスドッティル
舞台芸術分野における最大の国際ネットワーク IETM(www.ietm.org)の事務局長。舞台芸術、文化、学術、金融、政治、報道の分野で幅広く活動。この25年間では、アイスランド国営放送RÚVリポーター、Kaffileikhusid劇場創設、Iceland Dance Companyエグゼクティブディレクター、Performing Arts Iceland代表、ICE HOT Reykjavík Nordic Dance PlatformとWilderness Danceのプロジェクトリーダー、keðja dance networkの創設、様々なアートプロジェクト、国際協働制作のプロデューサーを務める。アーティストとプロデューサー向けのガイド 「It Starts With a Conversation」の共著者でもある。
ラトリ・アニンディアジャティ
プロデューサー、カルチュラル・マネージャーとしてパフォーミング・アーツ、国際芸術祭、非営利の文化団体に多数携わる。ローカルとインターナショナル間の共同制作、多国間交流、持続可能性のある芸術文化事業への連携促進やプロデュースに関心がある。
塚口麻里子
2006年〜17年PARC – 国際舞台芸術交流センターにてTPAM in Yokohamaプログラム・オフィサーとして国際プラットフォーム事業に携わる。舞台芸術制作者オープンネットワークの設立に参加し、2013年より常務理事兼事務局長として従事。2019年4月より現職。2009年文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてエジンバラ、ロンドンに滞在。STスポット理事。文化庁 文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けた検討会議 委員。
主催:舞台芸術制作者オープンネットワーク
共催:横浜国際舞台芸術ミーティング
協力:横浜赤レンガ倉庫1号館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]
お問合せ:舞台芸術制作者オープンネットワーク
info@onpam.net